社会貢献活動
アルビオンが目指すこと
工場のある埼玉県熊谷市、白神研究所のある秋田県藤里町などものづくりの拠点において、地域の皆様に貢献できる取り組みを行っています。
各自治体と連携しながら、自然環境保護はもちろん、祭事など地域の伝統を継承するさまざまな行事にも、積極的に参加しています。
さらに、伝統植物研究所のあるスリランカでの技術支援やマダガスカルでの女性の自立支援、子供たちへの教育支援など、国境を越えた各種支援にも力を入れています。
また、社員だけでなく近隣企業や地域の皆様にもご利用いただける事業所内保育所を銀座と福岡に設置しています。
数字で見るこだわり
マダガスカルでのスクールキット寄付人数
(2013〜2023年)
一人でも多くの子供たちに学ぶ機会を提供したいと、2013年からスタートしたスクールキット(リュックやノート、文房具など)を寄付するプロジェクトでは、2022年までに1,233人の子供たちに贈ることができました。他にも校舎3棟や図書館、教職員宿舎も建設するなど、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に掲げられる、誰しもが平等に教育を受けられる環境の実現につながる大切な社会貢献活動として取り組んでいます。
地域と共に
秋田県藤里町と包括連携協定を締結
世界遺産「白神山地」の里として著名な秋田県藤里町。2010年には「白神研究所」を開設したほか、2016年には新たな研究棟を建設、圃場も拡大しています。開所当初から緊密に連携してきた藤里町と2017年7月31日、包括連携協定を締結しました。秋田県誘致企業にも認定されています。改めて白神ブランドの振興や地域文化の共有、人材交流および養成などを通じて地域の活性化ならびに地域産業の発展に努めています。
アルビオン事業所内保育所「Kuukids(クーキッズ)」
2009年4月、創業の地である「銀座に恩返しをしたい」という想いから、社員のみならず近隣企業様、地域在住の方にもご利用いただける保育園を東京・銀座に「Kuukids(クーキッズ)」を開園。2015年4月スタートの「子ども・子育て支援新制度」適用を受けるなど、厳しい基準とこだわりを持って運営しています。2017年4月には福岡・博多にも「Kuukids 福岡(クーキッズ福岡)」を開所。多様な就労形態で働く方に対応すべく土日祝祭日も夜9時まで運営、復職や望むキャリアの継続をサポートすることで社会的課題解決の一助となることを願っています。
Kuukids 銀座
Kuukids 銀座は目の前に広い公園があり、その隣には災害時にも安心な中央区の防災拠点という恵まれた立地にあります。施設内は廊下がなく放射状の造りで、大人の目線からは全体が見渡せ安全に配慮するだけでなく、色・光・形状・素材などを楽しいデザインにし、子供の成長環境として感性を育む工夫を凝らしています。
Kuukids 福岡
Kuukids 福岡は博多地域にも天神地域にもアクセスが良い、呉服町駅からすぐの恵まれた立地で、徒歩3分圏内に園庭代替地、嘱託医があります。
福岡の海と空をイメージした階段アプローチ、保育所内は波紋のように丸みのある壁面で優しい雰囲気です。キッチンには大きな窓があり子供たちが調理風景を見ることができます。大人の目線から各部屋が見渡せ安全に配慮されているだけでなく、子供の成長環境として感性を育む工夫を凝らしています。
お問い合わせ
入退園および施設見学・取材に関して
グローバルでの取り組み
マダガスカルでの教育支援
全人口の約8割が貧困層と言われるマダガスカル。貧困から抜け出すために不可欠な就学率向上策として、バイエルヘルスケア社、ソートラメクス社と共同で、子供たちへの教育支援に取り組んでいます。一人でも多くの子供たちに学ぶ機会を提供し、自分たちの国が持つ自然の大切さを理解してもらいたいとの願いのもと、2013年から毎年、スクールキット(リュックやノート、文房具など)を贈るプロジェクトを行っています。
スリランカ有用植物産業化コンソーシアム設立
2017年9月22日、東京農業大学、国立大学法人 佐賀大学、ワヤンバ大学 畜産水産栄養学部との4者間で「スリランカ有用植物産業化コンソーシアム」を設立しました。2014年に東京農業大学と共同で開設した「スリランカ伝統植物研究所」を通じてスリランカの産業支援にフィードバックしてきましたが、本コンソーシアムの設立を機に、改めて生物多様性の保護と公平な利益還元に対処しながらスリランカの有用植物の研究をさらに進め、商品化を図っています。